セミナーと個人での診断は違うの?
時間制限のあるセミナーや講座、イベントでの簡易診断と、サロンでの個人診断の違いを聞かれることがありますので、こちらの記事でご紹介します。
当てるドレープの色が少ない/パーソナルカラー診断
こちらは時間が限られているということに関係してくるのですが、簡易診断でのパーソナルカラー診断では通常3〜4色相のテストドレープで診断します。
典型的なタイプの方はテストドレープを当てただけでスッと正確に結果をお伝えできるのですが、春も夏も似合ってしまう方や、秋と冬がどちらも素敵に見えてしまう方などは、なかなか難しい時もあります。
個人診断では個人サロンで行いますので、じっくり120色のドレープを使って診断できます。また色の基本を確認しながら、なぜ似合うのかを理由を落とし込んでアドバイスすることができます。
もちろん簡易診断でも必ずファーストシーズンを出しますが、特にシーズンを跨いで似合う方はセカンドシーズンが重要になってきますので、診断結果がしっくりこない方もいらっしゃいます。
3つの診断結果のイメージが違いすぎる方
パーソナルカラー診断ではお顔映りの良い、肌がきれいにみえる色を診断します。
例えばパーソナルカラーがブルーベース冬のお色を身につけると、とても肌がきれいにみえる方でも、お顔の雰囲気がとても可愛らしい方の場合、お顔の雰囲気に合った可愛い色の方が素敵にみえる場合もあります。
逆に、ブルーベース夏の優しいお色で肌が若々しくみえる方でも、お顔立ちがクールな方の場合は、キリリとした青やモノトーンが素敵にみえる場合もあります。
パーソナルカラー診断のみの方はこのように悩まれる方は少なくありません。
また骨格診断がウェーブタイプの方でも、お顔立ちがクールな方ではイメージが違いすぎて診断結果に合わせて服を買ったのにしっくりこないと悩まれる方も多いです。そういった方は、3つの診断結果から総合的にアドバイスをする方がお悩みを解決しやすいです。
時間制限と他の診断がないので、どうして似合うのかの細かい説明ができない
時間が限られているということは、お伝えできる部分はどうしても基本的な内容になってしまいます。また「似合う要素」とは一つではなく、さまざまな要素から「自分に似合う軸」というのは決まってきますので、一つの診断結果からでは個人的なアドバイスが難しいという点があります。そうなると、よりパーソナルな診断の先のイメージコンサルティングの領域になってきますので、料金設定を変えている診断士の方は多いです。
総合的なアドバイスができない
診断結果は、ファッションの「似合う軸」になります。どうやって使うか、どこに使うのかの総合的に診断することが大切です。例えば、パーソナルカラーでは似合う色のはずなのに、しっくりこなかった原因は洋服の形だったというような、一つの診断ではわからなかった原因もわかるようになります。
その人によってどの診断結果を優先した方が似合いやすいのか、優先順位をお伝えすることもできますし、どうして似合うのか似合いやすい幅も詳しくお伝えすることができます。
イメージコンサルティングを含む診断では、3つの診断結果からよりパーソナルな総合的アドバイスをする内容になりますので、金額や時間がその分かかる傾向があります。
診断結果は総合的に使うことが大事
もちろんセミナー、イベント、講座で診断を受けるメリットはあります。短時間で、低価格帯でプロの診断が受けられますし、他に受講者がいらっしゃれば自分と他者を比べてみることができますので、より違いを理解しやすい点です。また、一つの診断で比較的診断結果と他診断ののイメージに相違がない方は一つの診断でも「似合う軸」を落とし込みやすいです。
しかし以上の理由で簡易診断ではどうもしっくりこないな、という方は一定数いらっしゃるかと思います。その場合はぜひプロにじっくりと診てもらうことをおすすめします。かさねカラーでは診断いただいた方、または他で簡易診断を受けてお悩みの方、お困りの方はお気軽にご相談くださいね。
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